エリオット波動の波を数え方は簡単!波を追って相場で勝とう!

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困った人
困った人

エリオット波動って分かった気がするけど波が数えられない・・・

このようなお悩みを解決します。

この記事でわかること
  • エリオット波動の波の数え方
  • エリオット波動とフィボナッチ数列の関係性

★この記事を書いた人★

エリオット波動は未来を予測するするのに適しているツールですが、使えこなせなければ=波が数えられなければ理論を知っててもあまり役に立ちません。

波を数えることについて一番大事なのは「第1波」を数えられることです。

なぜ「第1波」を数えることが重要なのでしょうか。

FXの基本ルールは第3波をとること、つまり第1波を数えられれば第3波を数えられることができるからです。

FX基本ルールを理解していれば、「第1波」が分狩ることが重要かわかりますね。

今回は、「第1波」を含めたエリオット波動の波の数え方について一緒に学んでいきましょう。

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エリオット波動の波の数え方

エリオット波動の波の数え方はいくつかありますが、ここではフィボナッチ数列を利用した数え方を学んでいきたいと思います。

エリオット波動やフィボナッチ数列の基本については、記事を読む前にこちらを確認してくださいね。

エリオット波動の波とフィボナッチ数列の関係性

上昇トレンドおよび下降トレンドにおけるエリオット波動とフィボナッチ数列の関係性を見て聞きましょう。

上昇トレンドにおけるエリオット波動の波とフィボナッチ数列の関係性

まずは上昇トレンドから確認していきます。

こちらの図をご覧ください。

こちらは上昇トレンド5波とフィボナッチ数列の関係です。

上昇トレンドの「第1波」を100%とするならば、「第2波」はその半値=Fibo38.2~61.8%まで下げるのが通常の動きになります。

もちろん”必ず”その値まで下がるわけではありません、ぷりまは23.6%程度まで下がる「第2波」も確認したことがあります。

そして「第2波」が終われば、必ず「第3波」が発生します。

その「第3波」は通常Fibo150.0~161.8%、勢いがつけば200%まで上昇することもあります。

どこまでいくか、はエリオット波動の他にトレンドラインや移動平均線等を利用して判断することが大事になってきます。

第4波」は「第1波」到達点=Fibo100%より下回らない程度まで下落するといわれています。

そして最後に「第5波」です。これは基本的には「第4波」の上限を超えない時もあれば超える時もあります。

もし「第5波」が「第4波」上限を超えなければトレンド終了となり大きく下落する可能性が高いですが、逆に上限を超えるようであればトレンド継続という状態になります。

上昇トレンドについてはここまでがワンセットの知識になりますので、繰り返し読んで覚えてくださいね。

ちょっとわかった人
ちょっとわかった人

おぉ、ロング完璧にわかったわ~、簡単じゃーん♪

ぷりま
ぷりま

こういう人が一番火傷するよ~(;´∀`)

下降トレンドにおけるエリオット波動の波とフィボナッチ数列の関係性

続いて下降トレンドについて確認していきましょう。

こちらの図を見てください

こちらは下降トレンド3波とフィボナッチ数列の関係です。

上昇トレンドの「第1波」を100%とするならば、下降トレンドも上昇トレンドと同じく「第2波」はその半値=Fibo38.2~61.8%まで下げるのが通常の動きになります。

そして「第3波」は通常Fibo150.0~161.8%、勢いがつけば200%まで上昇することもあります。

こちらも上昇トレンドと同じくどこまでいくか、はエリオット波動の他にトレンドラインや移動平均線等を利用して判断することが大事になってきます。

上昇トレンドと下降トレンドのルールは一緒ですので、とっても覚えやすい内容となっています。

合わせて頭に叩き込んでくださいね♪

エリオット波動「第1波」の数え方

次に、一番大事なエリオット波動「第1波」の数え方について説明していきます。

こちらについても、まずは図をご覧ください。

これらは、上昇トレンドおよび下降トレンドそれぞれの第1波を定義した図になります。

上昇トレンドにおける「第1波」の定義は「第4波」を超えラス戻りに到達、または超えていること条件になります

また、「第4波」の始まりはチャートパターンのネックラインと同じなることが多いですね。

次に下降トレンドにおける「第1波」の定義はラス押しに到達または超えていることが条件となってきます。

実は下降トレンドもチャートパターンを作ることが多く、ぷりまとしては上昇トレンドと同じくネックラインを超えラス戻りに到達、または超えていることが条件と考えていますよ。

分析する人
分析する人

「第1波」の見つけるのが重要なんだ~。定義もそんなに難しくなさそう・・・

ぷりま
ぷりま

実は「第1波」見つけるってめっちゃ難しいよ~。ぷりまもまだ苦戦してる(笑)

実際のチャートを見てみよう

ここからは実際のチャートで確認していきましょう、クイズ形式です。

こちらはある時点のUSDJPYチャートです。

このチャートでエリオット波動における上昇トレンドの波「第1~5波」をカウントしてみてください。

・・・

・・・

・・・

・・・

筆者の考える正解はこちらです。

ぷりまが想定する、エリオット波動の「第1~5波」を青線で記してみました。

大事な「第1波」ですが、下落トレンドにおける「第4波の始まり」=ネックラインやラス戻りを超えていることが分かる波がこれに当たります。

余談になりますが、青丸で囲まれているのは転換チャートパターン”ウォルフ”とよばれているものであり、下降トレンドでは最高値の戻りがネックラインとなります。

「第1波」が分かればあとは簡単ですね、フィボナッチ数列を使っていきましょう。

「第2波」はFibo50.0%程度までの下落トレンドになり、その次に「第3波」が始まっているのが分かるかと思います。

今回の「第3波」はFibo150.0まで上昇していますね!

続けて確認できる「第4波」は「第1波」の到達点=Fibo100%を下回っていないことが分かるかと思います。

次に発生する「第5波」ですが、これは「第4波」の上限を超えることができなかったので、その後多く下がっていることがわかりますね。

もちろんすべてのチャートにこの理論が当てはまるとは言い切れませんが、この例のように当てはまるチャートもたくさんありますので、エリオット波動については大変重要な理論であることが分かりますね。

最後に「第1波」の探し方ですが、もちろん上記内容だけではなくダウ理論やFX基本ルールに基づいたルールを覚えておくと、さらに自信をもって決定することができます。

ぜひ、こちらの記事についても読んでみてくださいね。

ぷりま
ぷりま

エリオット波動の波の数え方、過去チャート見て何度も何度も繰り返し練習してね~♪

まとめ

エリオット波動で波を正確に数えられればFXの勝率アップに大きく貢献してきますので、ぜひ何度も練習して自分のものにしていきましょう。

質問などあればぜひコメントに残してくださいね。

ではまた次回をお楽しみに♪

FX
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