トラリピ設定したいけど、なにを考えればいいのだろう・・・
このようなお悩みを解決します。
- トラリピ設定の考え方
★この記事を書いた人★
不労所得月30万円を目標に2021年7月からトラリピを開始し、継続して月平均20万円の不労所得を生み出しています。
これは「いくらで買い(売り)いくらで売る(買う)」という注文を多く設定しているからに他なりません。
しかしながらこの設定がうまくいかないと、思ったように利益がでなかったり最悪の場合ロスカットしてしまうこともあります。
今回はぷりまが月20万円利益を出しているトラリピ設定について決めなければならないことについてご紹介していきます。
トラリピとは
トラリピとはマネースクエアさんが取り扱っている為替通貨(FX)に対して、「 いくらで買っていくらで売る 」注文をあらかじめ多く設定しておけば、 後はシステムが自動的に売買をしてくれることを指します。
詳しくはこちらの記事でご紹介しているのでぜひご覧ください。
トラリピ設定決めなければならないこと
トラリピ設定では、次の6つを決めていくことが必要です。
特に大事なのは4.必要資金であり、この金額を知らずにトレードすることはご自身の資産をすべて失うことに繋がるかもしれません。
これらについて詳しく説明していきます。
通貨
通貨とは、みなさんの馴染みあるものでいうとUSDJPY(ドル円)等が該当し株式会社マネースクエアでは全部で次の16通貨を取り扱っています。(2022.6時点)
この中から自動売買(=トラリピ)したい通貨を選んでいくことになります。
レンジ幅
トラリピは1章でも説明した通り、開始する際には自動売買を発注する範囲を決定しなければなりません。
また、そのレンジはご自身で決めることができます。こちら図をご覧ください。
過去何十年分のレンジのように幅が広いということは、それぞれの上下限以上まで上昇・下落しにくい(=上下限値で折り返す)ことを意味しているため、この先何十年もレンジ幅を変更する可能性がグッと減ります。
これは息をするだけで稼ぐ手法にはぴったりのレンジになります。
しかし、レンジ幅を広くとることは、その分購入するための資金や含み損を考慮しなければならなく多くの資金が必要になってきます。
トラップ幅
トラップ幅とは、注文を入れる価格の幅を指します。
こちらの図をご覧ください。
トラップ幅は狭ければ狭いほどたくさんの注文を発注することができ、利益につながりやすくなります。
しかしながら、注文方向とは逆方向に大きく動いてしまった場合は、含み損を多く抱え込むことになりロスカットにつながる可能性があるので注意が必要です。
必要資金
トラリピの設定をするにはある程度の資金が必要になってきます。
最低限必要な金額は通貨を購入する金額=「必要証拠金」になり、
で算出することができます。
具体例を用いたイメージ図は以下です。
こちらの図は1$=120円と1$=110円の時にそれぞれ1000通貨ずつ購入し90円まで下落した例になります。
この場合、購買した金額は合わせて9200円であることが図から分かると思います。
ただしこれでは購入する金額のみであり、含み損のことを考えていません。
買注文時に下落する、あるいは売注文時に上昇する場合は含み損を抱えることになり、その含み損は必要な資金にかかわってきます。
具体例を見ていきましょう。
その他にも考慮することがありますが、まずは購買金額と含み損の合計金額が増えるとロスカットの可能性が高まってしまうことを憶えておいてください。
必要資金は、株式会社マネースクエアでの公式HPでも算出することが可能ですので、必ず確認するようにしましょう。
注文金額
注文金額とは注文量のことを指します。
注文量とは通貨数のことであり、最低1000通貨から発注することが可能です。
こちらも通貨数が多ければ多いほど利益が出やすくなりますが、 前章でもお話た通り注文方向とは逆方向に大きく動いてしまった場合は、含み損を多く抱え込みロスカットにつながる可能性があるので注意が必要です 。
利益幅
利益幅とは、買いの注文であればいくら上がったら、あるいは売り注文であればいくら下がったら利確する等の”いくら”を設定することを指します。
”いくら”を大きく設定するならば一回の自動売買トレードの利益は大きくなりますが、そこまでの値動きがなかった場合は利益をなかなか生み出してくれません。
逆に”いくら”を小さく設定するのならば、利益がでる回数は増えますが最終的に十分な利益がでないかもしれません。
この辺りはバランスを確認しながら設定する必要があります。
まとめ
トラリピ設定で決めなければならないことは全部で6つでしたね。
どれも大事なことですが、一番考えなければならないことは必要資金です。
資金が不足すると、ロスカットされかねません。
またロスカットされてしまうと、今までの利益だけでなく口座に入金していた資産もとろもなくなってしまします。
資金が無くなると聞くと恐ろしくなりますが、裏を返せばロスカットさえされなければいくら含み損を持っていても平気であるということも言えます。
ロスカット金額内でトラリピができるよう、ぜひ資金を用意してくださいね。