トレンドに乗りたいけど、今どのトレンドか発生しているか分からない・・・
このようなお悩みを解決します
- トレンドの定義
- トレンドに乗るとは
★この記事を書いた人★
FX勝率を上げるにはトレンドに乗ることが大事です。
FXのトレンドは全部で3つであり、同じ方向性を狙ったほうが勝率がグッと上がるものです。
しかしながら、今の相場が上がっているのか下がっているのか、現状をきちんと把握していない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はダウ理論の観点からトレンドについてご紹介していきます。
ダウ理論
ダウ理論については、インターネットで調べると「6つの基本法則」を中心に説明されていることが多く説明が長いですよね。
筆者の手法では、ダウ理論といえばこちらの3つを覚えておけば問題ありません。
1つずつ説明していきます。
トレンド継続とは
トレンド継続とは高値安値が切り上げ続ける or 下げ続ける状況をいい、この状況を図にするとこちらになります。
図の左のように高値・安値が切り上がっていくことを上昇トレンドといいます。
また、図の右のように高値・安値が切り下がっていくことを下降トレンドといいます。
これらの状況が続く限り、各トレンドが継続しているといわれています。
また、上昇トレンド継続中の安値は1つ前の高値付近まで下がること、下降継続中の高値は1つ前の安値付近まで上がることが一般的です。
トレンドに乗るとは、上昇トレンド中にはロングエントリーを下降トレンド中にはショートエントリーをするということをいいます。
トレンドに乗った方がFXの勝率がグッと上がるよ!
トレンドが崩れたとは
トレンドが崩れたとは、上昇トレンド時の安値が以前の安値を下回る、あるいは下降トレンド時の高値が以前の高値を上回るという状況です。
トレンドが崩れた状況を図にするとこちらになります。
注意しなければならない点は、トレンドが崩れたからといってトレンド転換したとは言えないことです。
上昇トレンドの時は次の高値が1つ前の高値上回る、下降トレンドの時は次の安値が1つ前の安値を下回る時にはトレンドが継続中というステータスに戻ります。
トレンドが崩れたということは、トレンド転換の予兆でしかありません。
トレンド転換とは
トレンド転換したという定義は、最後の安値に戻りをつけて上昇 or 高値に押しを付けたて下降した状況になります。
このような戻りや押しを付けた時は、今までとは逆方向のエントリーを検討しなえればなりません。
トレンドはいつまでも継続しない、言い換えればチャートは上がったり下がったりするものなのです。
実際のチャートを見てみよう
ここからは実際のチャートで確認していきましょう、今回はクイズ形式です。
こちらチャートで、上昇トレンドと下降トレンドに該当する部分はどこでしょうか。
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筆者の考える正解はこちらです。
青丸で囲まれたところが上昇トレンド、緑丸で囲まれたところが下降トレンドです。
上昇トレンドの場合、青丸で囲まれたローソク足でトレンドが崩れた状態になり、黒丸のローソク足で戻りを付けた=下降から上昇へのトレンド転換されたといえます。
同じように右側の下降トレンドでは、青丸で囲まれたローソク足でトレンドが崩れた状態になり、黒丸のローソク足で押しを付けた=上昇から下降へのトレンド転換されました。
エントリーする場合、青丸(=上昇トレンド)ではロングエントリーを、緑丸(=下降トレンド)ではショートエントリーをしたほうが勝率が高いことが分かりますね。
トレンドの確認は忘れずにしてね♪
まとめ
今回はFXの基礎の基礎、ダウ理論について記載していきました。
理論=ルールを学ぶとFXに勝てそうな気がしてきますよね。
このようにFXは理論・ルールの積み上げ訓練をすることで勝率をグッと上げていくものです。
ぜひこのブログを通して、FXを学んでいってくださいね。