FX、いつもエントリーしたら逆に飛んでいっちゃう・・・
このようなお悩みを解決します。
- 相場の予想方法
- フィボナッチの使い方
★この記事を書いた人★
FXで勝率を上げるには、上にいくのか下にいくのか相場を読むことがとても大事です。
チャートには一定の法則が働くため、この後上がるのか or 下がるのかある程度読むことができます。
よくFXで負けているという方は、チャートが上がりきった or 下がりきった時にエントリーされていることが多いと筆者は感じています。
今回は、フィボナッチを利用して相場を読む方法をご紹介していきます。
読む前に知っておきたいこと
この記事を読む前に、こちらを読んでいただけるとより理解が深まります。
フィボナッチとは
フィボナッチとは正式名をフィボナッチ・リレースメントといい、1000年程前にレオナルド・フィボナッチが発見された“フィボナッチ数列”によって導きだされる比率、黄金比を利用したインジケータです。
この黄金比率=1:1.168は人間が最も美しいと感じるらしく人間の心理が働くといわれています。
またFXは人の売買によって価格がきまる=チャートが形成されているために、フィボナッチの黄金比といわれている心理が同じく働いているのです。
FXチャートで使われているフィボナッチ
ここで、チャートで使われている実際のフィボナッチを見ていきましょう。
フィボナッチとは、黒い実践の高さを100%とした時の割合を単位として長さが図れるインジケータです。
少し文章が難しければ、図の右側に記載されている数値を利用するということだけ憶えておいてください。
次から、このフィボナッチと波の関係性を見てきます。
フィボナッチと波の関係性
こちらの図をご確認ください。
FXのチャートは無意味ではなく”N”の繰り返しです。
フィボナッチと”N”の関係性を知れば、いつ第2波や3波が発生するのかある程度予測することができます。
次から”N”とフィボナッチの関係性をみていきましょう。
上昇トレンドとフィボナッチの関係性
まずは上昇トレンドの”N”とフィボナッチの関係性をみていきます。
“N”の第1波を100%とした時、第2波はおよそ第1波の50%程度下がり、第3波は161.8%程度まで上昇するというルールがあります。
また、161.8%まで到達した波は反転し、今度は下降トレンドに変わります。
もちろん毎回ぴったりこの数字に到達するわけではありません。
第2波は50.0~61.8%程度、第3波は150.0~200.0%程度までぶれることが多々あります。
それでもこのルールをおさえておけば、フィボナッチで150.0%付近でそこからロングエントリーしようとは考えなくなるはずです。
FXの初心者は、この図でいえばフィボナッチででいうと150.0%付近など上がりきった地点でロングエントリーする方が多いと聞きます。
そのためエントリーした瞬間に逆方向に飛んでいってしまった、という方が多いのです。
フィボナッチ50.0%~61.8%付近でエントリーしようね。
下降トレンドとフィボナッチの関係性
続いて下降トレンドの”N”とフィボナッチの関係性を見ていきましょう。
下降トレンドも上昇トレンドと同じく、第2波はおよそ第1波の50%程度上がり、第3波は161.8%程度まで下降します。
フィボナッチの注意点ですが、見ている時間足より上位足のレジサポライン、およびトレンドと逆方向の場合はフィボナッチの効きが悪くなるという点です。
またすべてのチャート、および時間軸でキレイにフィボナッチが効くわけではありません。
参加者の多いドルストレートやクロス円等の通貨ペアほどFXのルールがキレイに適用されることが多いですね。
実際にチャートを見てみよう
ここからは実際のチャートで確認していきましょう。
実際のチャート(上昇トレンド)とフィボナッチの関係性
こちらのチャートをご覧ください。
今回はUSDJPYよりキレイな上昇トレンドを持ってきました。
”N”の第1波を100%とすると、第2波が61.8%まで下落し第3波が161.8%まで上昇しているのが確認できるかと思います。
実際のチャート(下降トレンド)とフィボナッチの関係性
次に下降トレンドも確認していきましょう。
こちらも、”N”の第1波を100%とすると、第2波が50%まで戻り第3波が161.8%まで伸びていることが確認できるかと思います。
このようにUSDJPYのようなクロス円通貨ですと、フィボナッチに反応しているチャートが多くみられるかと思います。
まとめ
今回の記事を読むと、なんだかFXで勝てそうな気分になってきますよね。
しかしながら、第1波を見つけることや第2波がいつ終わるのかなど、”N”の第3波を狙ってエントリーするにはフィボナッチ以外の知識やトレーニングが必要になります。
ぜひこのブログを通して学んでいってくださいね。