FXの勝負区間！勝率がグッとあがるエントリーゾーン

このようなお悩みを解決します。

★この記事を書いた人★

みなさんはご自身のエントリーポイントをお持ちでしょうか。

筆者の周囲では、なんとなく上がってるからロングなど雰囲気でエントリーしたとよく聞きます。

良いエントリーなくしてＦＸの勝率が上がることはありません。

今回は勝率のあがるエントリーゾーンについてご紹介していきます。

フィボナッチと波の関係性

こちらの記事では、各トレンドとフィボナッチ(=以下Fibo)の関係性についてご紹介してきました。

この記事ではもう1歩踏み込み、上昇トレンドと下降トレンドの関係性をフィボナッチを利用して確認していきます。

上昇トレンド=Fibo100.0%時の下降トレンドとFiboの関係性

こちらの図をご覧ください。

こちらは上昇トレンドをFibo100.0％とした時の、下降トレンドとFiboの関係性を表した図であり、通常の波の動きとしては以下のようになることが多いです。

1. “N”の第3波における最後の押し(=ラス押し)はFibo76.4につける
2. 上昇トレンドが崩れた後もFibo76.4に戻りをつけて下降する

ここで重要なのは、「ラス押しに戻りを付けて下降トレンドへ転換した」ということです。

なにを意味するかお分かりでしょうか。

そうです、戻りを付けた点は、ダウ理論上上昇トレンドから下降トレンドへ転換した点ということです。

この点はとても大事な点になりますので覚えておいてくださいね。

また、FXチャートはNの繰り返しやダウ理論についてはこちらの記事でご紹介しています。

下降トレンド=Fibo100.0%時の下降トレンドとFiboの関係性

続いてこちらの図をご覧下さい。

上昇トレンドと同じく、” 通常の波の動きとしては以下のようになることが多いです。

1. “N”の第3波における最後の戻り(=ラス戻り)はFibo76.4につける
2. 下降トレンドが崩れた後もFibo76.4に押しをつけて下降する

また同じく戻りを付けた点は、ダウ理論上下降トレンドから上昇トレンドへ転換した点になりますので覚えておいてくださいね。

勝率がグッとあがるエントリーゾーン

前章では各トレンドとFiboの関係性から、ダウ理論上上昇 or 下降トレンドへ転換するタイミングについてお伝えしてきました。

ここでは勝率が上がるエントリーゾーンを見ていきます。

下降トレンドのエントリーゾーン

こちらの図をご覧下さい。

この下降トレンドはFibo76.4への戻りでダウ理論上トレンド転換したといえます。

つまり世界中のトレーダーが下降トレンドへ転換したと認識しショートをするタイミングと考えられます。

FXのチャートは人の売買で形成されていくため、多くのトレーダーが考える方向にエントリーすると勝率がグッと上がります。

従ってFibo76.4％以降は勝率が上がるエントリーゾーンになり、およそFibo23.6%まで続きます。

上昇トレンドのエントリーゾーン

続いてこちらの図をご覧ください。

下降トレンドと同じく、この上昇トレンドはFibo76.4への押しでダウ理論上トレンド転換したといえ、世界中のトレーダーがロングをするタイミングです。

最後に、実は勝率が上がるエントリーゾーンに発生する波とはFXの基本ルールと同じということにお気づきになられたでしょうか。

以前の記事でもお伝えしましたが、FXの超基本ルールは”N”の第3波を取るゲームです。

その理由は、Fiboと波の関係性からもいえますね。

実際のチャートを見てみよう

ここからは実際のチャートで確認していきましょう、クイズ形式です。

このチャートで以下のクイズにお答えください。

1. 上昇トレンド→下降トレンドへ転換したポイントはどこでしょうか
2. 下降トレンドにおける勝負すべきエントリーゾーンと波はどこでしょうか

・・・

・・・

・・・

・・・

筆者の考える正解はこちらです。

１の上昇トレンド→下降トレンドへ転換したポイントは、上昇トレンドのラス押しに戻りが入った点＝緑丸で囲まれた点になります。

そのポイントで世界中のトレーダーがショートと考えたため、その後の下落が大きいものになっていますね。

また２の勝負すべきエントリーゾーンはFibo23.6～76.4%であり、黄色い丸で囲まれた波を狙うのが通常のセオリーになります。

まとめ

今回は勝率がグッとあがるエントリーゾーンについてご紹介してきました。

FXは同じ勉強をしている世界中のトレーダーと同じ方向にエントリーすることがとても大事です。

ぜひFXの知識をたくさん学び勝てるトレーダーになってくださいね。