エリオット波動ってたまに見るけど横文字すぎてわからない・・・
このようなお悩みを解決します。
- エリオット波動の基本知識
- エリオット波動で相場の読み方
★この記事を書いた人★
FXで勝率を上げるためにはどのように相場が動くか、未来を予測することが不可欠です。
未来予測するからこそ、どこでエントリーまたは決済しようかと考えることができるものです。
しかしながらTwitterなどを見ているところ、なんとなくロングまたはショートをしている方がほとんどでありその多くが、
ポジション持ったけど逆にいくかもしれない・・・
とガクブルガクブルしている人が多いように思えます。
今回は、価格の行き先が分かる未来予測ツール:エリオット波動について基本を学んでいきましょう。
エリオット波動とは
エリオット波動とはチャート理論の1つで1938年に米株アナリストのラルフ・ネルソン・エリオット
によって発見されました。
ここではエリオット波動の基本知識についてご紹介していきます。
エリオット波動の基本理論
こちらの図をごらんください。
エリオット波動は1つの波のサイクルが、上昇トレンド(緑〇)時に5つの波と下降トレンド(黄〇)時に3つの波で構成されているという理論です。
またこの波の中にも、
- 第1・3・5波の中で第3波が一番長い
- 第2波が波動1よりも安値をつけることはない
- 第4波が波動1の高値を下回ることはない
という基本ルールがあります。
このような波のサイクルが基本と分かっていれば、例えば上昇トレンド中における第1波でロングエントリーしたとしても、
まだロング持っていても大丈夫だな!
と少し安心していれられることもあるかもしれませんね。
エリオット波動の使い方
次にエリオット波動のざっくりとした使い方について説明していきます。
次の図をご覧ください。
例えばオレンジ★の場面だった時に、
今はエリオット波動のどこにいるんだろう・・・。上昇トレンドの第3波にいるのかな?
であればまだ上がるはずだからロングエントリーしよう!
のようにチャートの動き方を分析するのに使用します。
さらにエリオット波動を突き詰めると、第3波は”これくらいのびる”と具体的な数字で予想できますので、より自信をもってトレードすることができますよ。
ぷりまもエリオット波動の波は常に数えているよ~♪
実際のチャートを見てみよう
ここからは実際のチャートで確認していきましょう、クイズ形式です。
こちらはある時点のUSDJPYチャートですがこのチャートでエリオット波動(上昇5波/下降3波)をカウントしてみてください。。
・・・
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筆者の考える正解はこちらです。
緑〇が上昇トレンドであり第1~5波、オレンジ〇が下降トレンドであり第1~3波が含まれています。
これらの判断はダウ理論やフィボナッチなど他の理論などと組み合わせることで精度が上がっていきますので、ぜひこちらも確認してみてくださいね。
まとめ
エリオット波動は相場の立ち位置が分かる大事な理論です。
言葉だけ聞くとちょっと小難しく感じることもあるかもしれませんが、ぜひ覚えて使えこなせるよう何回も記事を読んで確認してくださいね。